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看護学校

看護学校の実習落ちた体験談をご紹介|今後の対策ときつい実習を乗り切る方法

こんにちは、ピノコです。

看護学校の実習は学生にとって、必ず通らなくてはいけない過酷な試練
ですよね。

実習は本当に厳しいので、手を抜いたら容赦無く落ちます。

小学校のように通っていたらいいという甘ったるいものではないので、心してかかる必要がありますね。

私も、実習中に祖母が亡くなったのでお葬式に休みをとり日数が足りずに落としてしまったことがあります。

1週間の訪問看護の実習だったのですが、訪問看護実習中に祖母が亡くなったことを電話口で母に知らされました。

容体が悪かったし、そうなることも予想はできていました。

だけど、生まれた時から一緒に暮らしていた祖母で、私をいつも気にかけてくれていましたので実習中の身なんてことは関係なく落ち込みました。

早退した日と、翌日、翌々日はお葬式だったのでお休みしました。

実習を早退して帰った日、お休みをする件で看護学校に電話を入れると教員に一言

『実習落ちますよ。』

と言われました。

言葉を失っている私に、教員は続けていいました。

『私の母も、先日息子を亡くしました。誰もが悲しみに打ちひしがれていますよ。でも、やるべきことはやっています。あなたにも今それが必要なんじゃないですか?』

その時は、『この人・・なんて無情なんだ。』

と思いました。

看護学校の実習も大事だけど、故人を弔うことも大切なはずなのに。

看護学校の教員として、身内を失った人間に対して寄り添う姿勢も持ち合わせていないのか・・と。

そんなことばかり思っていました。

後日、一人で実習のやり直しをさせてもらい、無事に単位を習得することができました。

今になって思うのは、教員の言葉も厳しかったけれど、そのくらいの覚悟が必要だったということです。

これは、看護学校を卒業し就職して、厳しい中に身を置いてこれまで過ごしてきたからこそいえることなのですが。

今になってみたら、その教員の思いもわかるような気がするんですね。

お葬式には出席するけど、亡くなったからと早退したり、翌日休んだり、そういうことは正しい判断ではなかったのかもしれないということ。

心を律すること。

やるべきことから逃げない姿勢の大事さ。

今になったら、本当にわかるんです。

実習に落ちた原因は様々だと思います。

記録が全然できていないとか、学生としての学ぶ意識が欠けているとか。

実習を合格するには、

絶対にしがみついて食らいついて看護師免許を取るんだ!

という強い決意が道を開いてくれます。

今はツライけど、この山は長い人生のうちのほんの少しの間だから。

自分でいいながら今振り返ってみたら、本当に少しの辛抱だったんだなと思います。

覚悟を決めて、実習に臨んでいきましょう。

実習対策その① 先生や教員に指導を仰ぐ

実習は自分だけで黙々とやるというのはとNGです。

看護師たるもの、いつも『これでいいのか?』と確認しながらケアを進めていくのは鉄則です。

自分が主体になって実習に励むことはとても大切なことですが、独りよがりになってはいけません。

自分の考えを持ちつつ、教員や指導者にどうですか?と尋ねながら(聞きっぱなしはもっとだめ)進めていくことは、間違いを犯しにくくするためでもあるし、なんといっても実習に積極的に取り組んでいると評価されやすくなります。

陰ながら努力していたとしても、実習中に『なんの質問もしない子』『何を考えているかわからない子』に良い評価はつけられません。

学生だから、いつも100%正しい必要はないです。

患者さんのために努力している姿はきちんとみてもらうようにしましょうね♡

姿勢って大事ですよ!( •̀ᴗ•́ 人)

実習対策その② 何かのパクリはやめる

実習中は記録の上手な人のを参考にしたり、看護の雑誌や書籍の内容を参考にしたり、ついつい他の人が考えたものをお手本にしてしまうことがあると思います。

参考にすること自体は悪いことではありませんが、自分の考えが定まっていないうちに他の人が考えた完成形を見てしまうと、柔軟な考えが生まれにくくなります。

さらに何かを真似て書いた記録は実際は思うように進まずに時間はかかるものです。
(多分行き詰まる)

患者さんをよく見て患者さんを知ると、観察ポイントは多く、意外と記録することはたくさんあるものです。

実習記録は読んだだけで、患者像が見えてくるような内容であることがとても大切です。

そして、そのような記録が指導者や教員からの評価が高いです。

実習を楽しようとは決して思わず、目の前の患者さんとしっかり向き合うことが一番的確で一番楽な方法なのです♡

 

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